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作業前のノートPCです。
  機種は FUJITSU NE7 です。

 事前にバッテリーは外しておきます。
液晶の表面は作業中の傷防止のため白い紙を貼っています。
その後、ネジを隠しているゴムブッシュを外します。
外したパーツは無くさないようケースに入れておきます。
ドライバでネジを取り外します。
ディスプレイが開きました。
ディスプレイの内部です。
 高圧部位があるので注意します。
フラットケーブルを外します。
コネクタを外します。
高圧インバーター基盤を外します。
白いコネクタは高圧部分です。
液晶ユニット部分が分離されました。
分離しました。
前面部分を外していきます。

何処に何が付いていたかカメラで撮影しておきます。
このコードの部分が蛍光管です。
内部をガラス管を割らないように慎重に作業を進めます。
金属カバーの中に蛍光管があります。
反射板を取り外します。
くれぐれも曲げないように慎重に行います。
蛍光管が姿を見せました。
接続状態のアップ(左側)
接続状態のアップ(右側)
シリコンカバーをずらします。
ガラス管に力を加えると砕けますので慎重に。
上が使用中だった蛍光管。 下が新しい蛍光管です。
接続導線は90度でハンダ付けされています。
新しいヒシチューブを被せておきます。
新しい蛍光管の導線部分は長いのでニッパで切り取りますが、その衝撃でガラス管を破損しないよう、ゆっくり切り取ります。
あとは逆に組み上げていきます。
蛍光管の両端のハンダ付けが多すぎると長さが長くなり
収まらなくなるので要注意です。
ノートパソコンのディスプレイ用蛍光管(バックライト)を交換した時の作業風景を掲載します。
ディスプレイの蛍光管は劣化してくると電源投入時に赤っぽくなり、暫くすると普通に点灯します。
この場合、ディスプレイ修理をメーカーへ出しても蛍光管の交換は行ってくれません。
ディスプレイユニットの交換となってしまい高額の修理代金となってしまいます。
蛍光管の交換は部品を通販などで購入すれば可能です。しかし、作業が繊細です。
蛍光管の太さは2φほどしかなく、割れやすいからです。
もし、蛍光管を購入する時は色合いや太さ、長さに注意が必要です。
また、作業中の失敗を考慮して1本の交換でも予備を含めて注文した方がベターです。

この蛍光管(バックライト)交換作業は自己責任で行います。失敗する事もある作業です。

パソコン ディスプレイの    蛍光管の交換作業

2006年の作業記録

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