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自家製ヨーグルト

最近、ヨーグルトが値上がりしたので自家製で作ってみるようになりました。
作り方はヨーグルトメーカーや煮鍋などを使わず、電子レンジで
牛乳を温めると言う簡単な方法です。
冒頭の写真はトッピングに自作のブルーベリージャムと 金柑甘露煮、それと冷凍パイナップル(飛蚊症対策)です

材料
 ・牛乳 1リットル (成分無調整)
 ・種用ヨーグルト(70〜100g程度)1個
  (両方とも作業するまでは雑菌が入らないように開封しないようにします)


準備する用具

 a) 容器(1.1リットル、ポリプロピレン製、耐熱120度) 100均
  (電子レンジを使うので樹脂製が必須です。金属性はNGです)

 b) 電子レンジ (加熱用)
 c) ガスコンロ (滅菌用)
 d) アルコール 78% スプレー (滅菌用)
 e) 大さじ1個 (掻き混ぜ用)
 f) 温度計
 g) 小皿(さじや温度計を置く場所)
 h) 敷き皿(容器を置く皿です。容器の底面より大きいサイズ)
 i) 保温バック
 j) ティッシュ(清掃用)

 準備作業

1)作業場所や用具の除菌
  キッチンのテーブルや小皿、敷き皿、大さじ、温度計は
  除菌アルコールでスプレーしておきます。

2)大さじは念の為、ガスコンロの炎で手元以下を軽く炙っておきます。
   (熱くなるので火傷に注意!)
  大さじや温度計は小皿に置いておきます。

3)容器の除菌
  容器に水を深さ1cm程入れて蓋を軽く載せ、電子レンジで2分加熱します。
  加熱後、容器内の熱湯はキッチンに横倒しして流します。
   (熱くなるので火傷に注意!)

 本作業

1)敷き皿の上に容器を置き、牛乳1リットルを注ぎ込みます。
  (牛乳パックの口には指を触れないよう注意して開けます)

2)電子レンジに敷き皿ごと静かに運び、中に置きます。

3)牛乳の加熱
  電子レンジで8分加熱します。
  (この時間については後述します)

4)牛乳の温度確認
  電子レンジから敷き皿ごと牛乳をキッチンテーブルへ取り出して
  温度計で温度を測ります。
  容器内の温度は上は60度以上、下は40度程度ですので大さじで
  軽く攪拌した後に温度計で測ります。
  温度は50〜55度ならOK。 もし低いなら再度、温めます。
  逆に熱過ぎたら蓋をして自然冷却します。
  (注:乳酸菌などは60度で死滅します)

5)種ヨーグルトの投入
  ヨーグルトを開封して、牛乳を大さじで2杯ほどすくい混ぜ込みます。
  サラサラになったヨーグルトを容器の中に注ぎ込みます。
  大さじで容器内を10回ほど軽く手早く攪拌して蓋をします。
  温度計で45〜50度になっているのを確認します。
  ここで、温度が低いと発酵時間が長くなります。
  (蓋は空気中の雑菌が入らないように常に僅かだけ開けて作業します)

  もし、蓋の内側に水滴や牛乳が付着してるなら、除菌アルコールとティッシュで
  清掃して綺麗にしておきます。

6) 容器を静かに保温バックに入れて常温で放置します。
   放置時間は8時間が目安です。

7) 4時間経過頃に固まっているか開いて確認します。
   指やサジ等を入れないよう、傾けるくらいで、そっと様子を見ます。
   良好なら、そのまま8時間になるまで放置します。

8) 8時間後、保温バックから取り出して冷蔵庫に移して
   一晩置けば完成です。
   完成後、蓋の内側に付いた水滴やヨーグルトは除菌アルコールと
   ティッシュで清掃して綺麗にしておきます。
   意外と容器の外側まで流れている場合があるので丁寧に拭き取ります。

※牛乳加熱の8分間について
  この加熱時間は牛乳を50度〜55度に上げる為です。
  何度か行った結果ですので使用する電子レンジのパワーや冷蔵庫にある
  牛乳の温度で変化すると思います。 
  時間把握には容器に牛乳と同じ温度(4度)の冷水を入れて練習が必要です。



牛乳1リットルと種ヨーグルトの例です。


写真のヨーグルトは4個パックですので1個だけ使用します。 余りはそのまま食べたり、次回用に冷凍保存したりしてます。

牛乳1リットルを電子レンジで加熱中です。

中に見えるのが容器で容量は1.1リットルです。

耐熱は120度。100均で入手しました。
加熱した牛乳を攪拌後の温度確認です。

53度でした。

(50〜55度が目標)
ヨーグルトを注いで攪拌後の温度確認です。

49.5度でした。

保温バックに置いたところ


発酵後、保温バック内にこぼれてる場合があるので使用後はアルコールで清掃しておきます。
保温バックで8時間後放置して、
冷蔵庫で一晩置いた後の状態です。
出来上がりの状態です。

ヨーグルトそのものです。
今まで試したヨーグルトの数々の一部


 今までに成功したヨーグルト一覧

2023.6.11〜2023.8.29
トップバリュー ビフィズス 450g
明治・R-1乳酸菌EPS 112g
雪印・恵み・ガゼリ菌SP株 100g
森永・記憶対策ヨーグルト (ビフィズス菌MCC1274 B. breve) 100g
ヤクルト・ソフール シロタ株(L.カゼイ YIT 9023)
森永・ビヒダス プレーン 加糖(ビフィズス菌BB536)75gx4個
明治・十勝ミルクきわだつヨーグルト(乳酸菌TM96)78gx4個
ダノン・ビオ プレーン 加糖 (ビフィズス菌BE80) 75gx4個
淡路島ヨーグルト (ビフィズス菌Bb-12) 75gx


注;タカナシ乳業・おなかへGG! (LGG乳酸菌) 100g は
  18時間もかかりました。

 加糖ヨーグルトについて
 加糖(砂糖であって、人工甘味料は除く)している場合は
 発酵時間が短くなる傾向があります。
 発酵が進むにつれて酸っぱさが増してきます。
 但し、発酵時間を短くしようと砂糖などを入れないように注意が必要です。
 砂糖の粉末には雑菌が付着しているので失敗の原因になるようです。

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         2023(R5).9.7作成 9.9修正 
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