ソーラーパネルの一般特性
ソーラーパネルの一般特性について
京セラ LA361K51
太陽電池パネル
多結晶シリコン 51W
985x445 重量 約5.65kg
まともな太陽電池GET
■温度特性■
結晶系のソーラパネルは熱の上昇に比例して出力が低下します。
結晶系では1℃温度が上昇すると約0.4%低下します。
屋根の上で 25℃から70℃に上昇するとすると、定格の約2割低下して80%出力となります。
さらに、ソーラー出力を充電したり、インバーターで交流へ変換したりすると、そこに変換ロスが発生します。
そう云った訳で、一般的にソーラーシステムのトータルの効率は良くても約70%と言われます
基準状態:モジュール温度25℃ AM1.5 放射照度1kW/u |
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公称最大出力(Pm) | 4.5W |
公称最大出力動作電流 (Ipm) | 0.52 [A] |
公称最大出力動作電圧 (Vpm) | 8.6 [V] |
公称短絡電流 (Isc) | 0.57 [A] |
公称開放電圧 (Voc) | 10.8 [V] |
2007年.8月下旬.
今まで、手にした太陽電池はどれも小さな実験用で1〜2セルで専用モータを回したりするくらいでした。
1セルの電圧は0.5V ですし、流せる電流も小さなものばかりでした。
たまたま、ヤフオクで見つけた太陽電池はGT618と言うものでした。。
このメーカーは株式会社ケー・アイ・エスと言って昭和シェルへ納めてるメーカーようです。
この太陽電池は左右に18個のセルがあります。
起電力は18x0.5V=9Vです。 両サイドが並列
接続されているのが分かります。
だいたい、セルの枚数が分かれば出力電圧が分かります。
右側に規格を書いてみました。
AMとあるのは”エアーマスAir mass ”の略です。
これは宇宙からの太陽光線が地球大気に届く時の
地表までの長さを言います。 AM0は宇宙空間です。 AM1.0は赤道直下。AM1.5は地表との角度が約42度です。 いわゆる太陽高度を言います。
太陽高度は冬至(12/22)の時が1番低く、31度程度。 夏至(6/21)で一番高く、77度程度とかなり
変化します。
この太陽電池は6枚買いました。
2枚を直列にしてパソコンのファンを繋いでみましたが回転は頼りなく、よっぽどのカンカン照りでないと回らない感じでした。暫くは忘れ去られ、部屋の片隅に置いたままとなりました。
GT618 ケー・アイ・エス 太陽電池モジュール
太陽電池メーカーとして有名な、京セラの太陽電池をまたまた、ヤフオクでGETしました。 16,000円
セルの枚数は9x4=36枚。 36x0.5=18V。
前に買ったGT618を直列にし、これと並列接続が可能です。
太陽電池を使う上で大事な事があります。
36枚のセルは直列に繋がってるので、1枚でも日影になると、そのセルが発電のネックとなり全体の出力が著しく低下してしまいます。 また、影の部分のセルに逆電流が流れ焼損に至る場合もあります。
設置場所によっては電信柱や電線、樹木の影、はたまた鳥がとまったり、猫の昼寝も考慮が必要になります(~_~;)
複数のパネルを並列接続するには逆電流防止の為にダイオードを挿入します。 そのダイオードには順方向の電圧降下が少ないショットキダイオードが多用されます。
2008年8月
2008年9月
↑端子にバイパス用にショットキダイオードが見えます。
これは、このパネルを直列接続で使った場合に、パネルへ逆電流が流れるのを防止する為のものです。
パネルを並列接続で使う場合は、これを直列に接続し直すか、別のダイオードを直列に接続して使用します。
■電圧と電流、出力電力の関係■
ソーラーパネルの一般特性は、開放電圧の約80%付近で最高出力となります。
出力電流を取り過ぎると、急激に出力電圧は低下していきます。
三菱130W太陽電池パネル