アマチュア無線 製作記事01 
 2021.8.12      

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無線を始めるに当たって製作した備忘録です。

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 01 ダミーロードの製作


 02 ダイポール用バランの製作



 ダミーロードの製作

   1チップの小さなダミーロード 終端抵抗を見つけたので、放熱器と組み合わせて製作してみました。

   ・ダミーロード 終端抵抗
      チップ名:32A2056F (価格は600円程度)
      性能: 250W  50Ω  0〜2.7GHz 

   ・放熱器: Pnasonic SSR用 ヒートシンク 品番:AQP812  (1,000円程度)

準備した材料です
既に開いているネジ穴に
フイットするので位置を決めました。

同軸コネクタ端子へは銅板を
半田付けしておきます
同軸コネクタを収める
ケースは真鋳版です。

但し、両サイドの開いた部分は
両面プリント基板を当てておきました。
完成したダミーロードです。

少し放熱器が大袈裟過ぎました。

もう少し小さい放熱器で充分です。

SWRはHF帯、50M,144M.430Mで
1.1以下で良好でした。
ダミロード終端抵抗の寸法図です
ダミロード終端抵抗のスペックです。





 ダイポール用バランの製作

  バランの製作は初めてで、色々調べて製作しました。 
 これはHF帯用バランです。
 製作したのは2個で1個は日射の耐久性が劣るので移動用としました。
 2個目が屋根の上に配置するものです。

使用すトロイダルコアはFT−114−43です。
直径28mm、内径19.5mm


SWRを良くするポイントがあるようです。
それは、コイル@とBを隣り合わせに巻く事だそうです。

配線は極力、短くします。



――――― 1個目のバラン(移動用) ――――――

これは巻き線の長さを確認する為に水引ナイロン線を巻いてみたものです。
0.9φのエナメル線の長さを測ってカットしました。

15+13=28cm を3本 カット
巻き上げてみました。

8回巻です。
ポリプロピレン製のケースに収めてました。

この材質は耐候性がよくありませんので移動用とします。



――――― 2個目のバラン(屋根用) ――――――

使用する線は撚り線です。
線径は1.95φ。 被覆を剥いた線径は1.6φ
被覆厚は0.175mmしかありません。

撚り線は0.3φを19本を束ねています。
バランやエレメントを支える部材です。

これを加工します。
上記の部材から余計な部分をカットしました。
コネクタや圧着端子を取り付けました。
エンコン用の部材に収めました。 
点検時に蓋を開くことも可能です。


バランの裏側は蓋を接着してあります。

引っ掛けるように突起を付けました。
完成です。

下部には水抜きの小さなを穴を開けておきました。


同軸コネクタ接続部は水の侵入阻止するようにカバーを付けました。
裏側からです。

バランは接着していません。 
引っ掻けていて、いつでも外せます。



バランは完全封印ではありません。
内部結露を考慮して下部に小さな穴を設けました。
また、後ろ側へ傾けて、内部の水が落ちやすくしておきました。





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